昨今、起業や法人成りを検討されている方も多くなりつつあります。
起業を検討されている会社員のかたや、法人成りを検討されている個人事業主の方からの起業に関するご相談は多岐にわたります。
では、会社設立や法人成りを検討するタイミングで会計税務の専門家である税理士に相談することには、どのようなメリットが存在するのでしょうか。
本稿では、会社設立の際に税理士に相談するメリットについてみていきましょう。
まず、会社を設立するには以下のようなステップが必要です。
1. 会社の基礎情報を決定
2. 定款の作成と認証
3. 資本金の払込
4. 法務局での登記申請
会社設立には、これらの事務作業が発生します。
会計設立について、税理士に相談することで、次のようなメリットを享受することができます。
・事務手続きの代行
税理士自身が定款承認や法務局への登記申請を代行することはできませんが、提携している行政書士や司法書士に委託することができます。
・資金繰りや融資審査の準備
起業～初期というのは、往々にして法人として資金繰りが安定しにくい時期でもあります。
会社設立時から、その後の資金繰りや借入審査の対策などについて相談することによって、事業を軌道にのせる一助になるといえます。
・会計処理や節税対策の整備
会社設立時には様々な費用が発生します。
それらを正確に且つ、節税効果が期待できるような会計処理を行うには、専門的な知識が必要不可欠です。
・決算時期の設定についてのアドバイス
法人の場合、個人事業主と異なり決算時期を自由に設定することが可能です。
税務会計上の観点からそれぞれの法人にあった最適な決算時期を選ぶことが可能になります。
会社設立時には、多くの事務作業が発生します。
また、創業時は資金繰りが不安定になりがちです。
事業の運営と並行してこれらロジスティクス周りのことを行うのは、経営者の方にとってかなりの負担になるでしょう。
税理士と連携することで、経営についての適切なアドバイスを受けつつ本業に専念することが可能となります。
鳥羽総合事務所では、起業支援や法人成りの支援経験が豊富な税理士が在籍しております。
会社設立や法人成りを検討されている皆様は、鳥羽総合事務所にお気軽にお問い合わせください。